こんにちは、ぱんです。
この度、中島京子さんの『樽とタタン』を読みました。
この記事では、本書のあらすじと感想をまとめています。
あらすじ
今から三十年以上前、小学校帰りに通った喫茶店。店の隅にはコーヒー豆の大樽があり、そこがわたしの特等席だった。常連客は、樽に座るわたしに「タタン」とあだ名を付けた老小説家、歌舞伎役者の卵、謎の生物学者に無口な学生とクセ者揃い。学校が苦手で友達もいなかった少女時代、大人に混ざって聞いた話には沢山の“本当” と“噓”があって……懐かしさと温かな驚きに包まれる喫茶店物語。
Amazonより
作品紹介
- 書名:樽とタタン (新潮文庫)
- 著者:中島京子
- 出版社:新潮社
- 発行日:2020/8/28
- ページ数:256ページ
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タイトルと表紙のイラストが可愛くて購入。
何が本当で、何が虚構なのか?
最後の最後でもやっとさせられたが、不思議と心地のいい余韻に浸れる作品だった。
あとやっぱり本のタイトルと表紙がかわいい。