【感想】小説『ゆきうさぎのお品書き 熱々おでんと雪見酒』/ 小湊悠貴

こんにちは、ぱんです。

この度、小湊悠貴さんの『ゆきうさぎのお品書き 熱々おでんと雪見酒』を読みました。

この記事では、本書のあらすじと感想をまとめています。

あらすじ、作品紹介

あらすじ

小料理屋「ゆきうさぎ」でアルバイトをしている大学生の碧(あおい)。秋のある日、店に訪れた女性客と店主の大樹が何かを話していた。女性は大樹の弟、瑞樹の奥さんだという。わざわざ店を訪ねてきたことには理由がありそうだが、話したくないようで? “おいしい”シリーズ第3弾! 思い出のおでん、恋を応援する練り切り、心をときほぐす「おやき」…などをご用意しています。【目次】序章 過去のある日の店開き/第1話 晩秋時雨と牛しぐれ/第2話 熱々おでんと雪見酒/第3話 春の宵には練り切りを/第4話 梅雨の祭りと彩りおやき/終章 現在(いま)のある日の店仕舞い/巻末ふろく 牛しぐれ&おやきレシピ

Amazonより

作品紹介

  • 書名:ゆきうさぎのお品書き 熱々おでんと雪見酒
  • 著者:小湊悠貴
  • 出版社:集英社
  • 発行日:2017/1/25
  • ページ数:220ページ

読んだきっかけ

表紙に惹かれて4巻までまとめ買いしました。(全部で10巻まで出ているみたいです。)

感想

本作はゆきうさぎとお品書きシリーズ第3弾!

第1弾、第2弾に続き、今回もストーリが面白いのはもちろん、食欲をそそる料理がたくさん登場していました。

本当にこの小料理屋行ってみたい。。。

このシリーズのサブタイトル、どれも美味しそうで惹かれるんですよねー。

  1. 6時20分の肉じゃが
  2. 8月花火と氷いちご
  3. 熱々おでんと雪見酒
  4. 親子のための鯛茶漬け
  5. 祝い膳には天ぷらを
  6. あじさい揚げと金平糖
  7. 母と娘のちらし寿司
  8. 白雪姫の焼きりんご
  9. 風花舞う日にみぞれ鍋
  10. あらたな季節の店開き

表紙のイラストも色鮮やかで本当に美味しそう、、、

今作で印象に残ったのは、

・10年前に食べたおでんの代金を支払にきた男性

・以前、ゆきうさぎに覆面調査に来たライターの女性

この2人との場面がとても印象深かったです。

2人とも謝罪やお礼の気持ちは持っているものの、 なかなか顔を出しに行く勇気がない。

その気持ち、わかるなぁ。

なんとか勇気を振り絞ってお店に行った2人ともすごいし、先代の女将と大樹の心の広さもすごい。

みんながいい方向に向かってよかった。

次はすでに買ってある4巻を読もう。

そして今度本屋さんに行ったら、5〜10巻も買っちゃおう。