【感想】小説『日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』/ 森下典子

こんにちは、ぱんです。

この度、森下典子さんの『日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』を読みました。

この記事では、本書のあらすじと感想をまとめています。

あらすじ、作品紹介

あらすじ

毎日がよい日。雨の日は、雨を聴くこと。五感で季節を味わう歓び。
今、この時を生きていることの感動を鮮やかに綴る。

お茶を習い始めて二十五年。就職につまずき、いつも不安で自分の居場所を探し続けた日々。
失恋、父の死という悲しみのなかで、気がつけば、そばに「お茶」があった。
がんじがらめの決まりごとの向こうに、やがて見えてきた自由。
「ここにいるだけでよい」という心の安息。雨が匂う、雨の一粒一粒が聴こえる……
季節を五感で味わう歓びとともに、「いま、生きている!」その感動を鮮やかに綴る。

Amazonより

作品紹介

  • 書名:日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ (新潮文庫) 
  • 著者:森下典子
  • 出版社:新潮社
  • 発行日:2008/10/28
  • ページ数:252ページ

読んだきっかけ

不安だらけの日々の中で、穏やかに過ごしたいと思っていたときに、たまたま本屋さんで見かけて内容が気になり購入。

感想

「今」を大切にしよう、と思えた。

最近は今を長い時間で捉え過ぎていたのかもしれない。

幸せな「今」は案外簡単に手に入る気がしてきた。

美味しいものを食べている「今」、

綺麗なものを見ている「今」、

季節を、天気を感じている「今」、

そんな「今」を大事にしよう。

日日是好日。毎日がいい日。